AppleのMotionでFinal Cut Pro X用に星が無作為に点滅するエフェクトを作る

この記事ではAppleのMotionでFinal Cut Pro X用に星が無作為に出現させ点滅するエフェクトを作る方法をお伝えします。

まずは

Motionを起動させます。

新しいプロジェクトの作成:

「ファイル」メニューから「新規」を選び、「ファイナルカットエフェクト」を選択します。

必要に応じてプロジェクトの設定(解像度、フレームレートなど)を行います。

ここまでは基本です。

星が無作為に出現する設定

まずは星をドロップする

内蔵されているシェイプでも良いです。

今回は自生した画像を追加しました。

このようにドロップすると画像のようになります。

間違いやすいのは

直接ドロップするとこうなって背景が黒になってしまいます。この状態でエフェクト作るとFinal Cut Pro Xで使ってもこれが上にきてしまいエフェクトとして機能しません。

1.リプリケータを使う

下図の画面の右上のリプリケータをクリック

星がいっぱい出てきたと思います。下図のようにインスペクタ→リプリケータを選んで設定をしていきます。

シェイプを矩形、調整をランダムに塗りつぶす、サイズを調整、ポイントを調整すると星がランダムに配置されると思います。場所が気に入らない場合はシードを複製のリロードボタンをクリックすると配置される場所が変わります。

2.パーティクルを作成する

リプリケータだと初期状態から変わりません。

星をランダムにどんどん出現するように設定する場合はパーティクルを使います。

上図の画像のグループ1を選択した状態で右上のパーティクルを作成をクリックします。

間違いやすいのは画像を選択した状態でパーティクルを作成してしまうと画像の範囲の中でしか星が増えません。

パーティクルを作成をクリックするとエミッタが作成され星が放出されるようになると思います。この放出量を調節していきます。

上の画像のようにエミッタを選択してインスペクタの中のエミッタを選択すると放出の設定ができます。

ランダムで星が出るようにする

ランダムで星が出るようにするには先程の設定の部分でエミッタのコントロールの中のシェイプから矩形や円を選び調整をランダムに塗りつぶすを選びサイズをお好みに合わせて設定します。

ここでは画面全体にやりたいので2000を選択しました。

あとはセルコントロールで調節するとランダムに星が出ては消えていく感じができると思います。

点滅を作成するには

星の点滅設定させるには基本的にはビヘイビアの中の反復を使っていきます。

何を反復させるかはいくつもやり方はあります。

まずは不透明度を反復させていきたいと思います。

それでは下図のようにインスペクタのビヘイビアで適用から対象を不透明度を選びます。

そうすると点滅してる様になるかと思います。

自分の好みでパラメーターを設定してください。

反復はできる様になりましたが点滅っぽく無いのでフィルタで星を光らせていきます。

表現方法は他にもありますが今回はネオンを使っていきます。

下図のように

フィルタ→グロー→ネオンを選択します。

そして

インスペクタのフィルタでネオンの設定をしてくと星が光輝いている様になっているかと思います。

再生するとちょっと不恰好になってます。お好みの状態になるように元画像やフィルタなど色々いじってイメージ通りの感じにしていただけたらと思います。

作ったエフェクトをFinal Cut Proで使うには

motionのファイル→保存で好きな名前をつけて保存します。

Final Cut Pro のエフェクトのanimated letterbox freeというところに作ったエフェクトが入ってると思います。

実際にエフェクトをつけると

画面いっぱいになりました。

部分的にエフェクトを適応したい場合は、エフェクトを掴んで画面にドロップします。

そうすると上図の様になりポイントで配置できると思います。

トラッカーとかはややこやしいのでまた別の機会にお伝えできたらと思います。

部分的に配置できたけど結局サイズなど気に入らない場合がある場合

またモーションで調整して再度同じ名前で保存すると上書きされた状態でFinal Cut Proですぐ使えます。

元の設定を残す場合はファイルの名前を変えるだけです。

Final Cut Pro XでMotionで作成したエフェクトを削除するには

  1. Finderを開く:
    • 虫眼鏡のところにMoviesまたはムービーと入力するとムービーというフォルダが出てくると思います。そこをクリック!
  2. Motion Templatesフォルダへ移動:
    • ムービーフォルダ内のMotion Templatesフォルダがあると思うのでそこにアクセスします。
  3. 適切なサブフォルダを探す:
    • 「effect」フォルダを開きます。
  4. エフェクトの削除:
    • 削除したいエフェクトを探して、右クリック(またはControlを押しながらクリック)して「ゴミ箱に移動」を選択します。
  5. ゴミ箱を空にする:
    • 変更を完了するために、ゴミ箱を空にします。

これで、Final Cut Pro X内の不要なMotionエフェクトが削除されます。エフェクトを再度使用する予定がある場合は、削除する前にバックアップを取ることをお勧めします。

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