【5日放置で完成!?】干しかごを使った自家製干し芋レシピ:紅はるか&なると金時の違いも検証

はじめに:干し芋を手作りするメリットとは?

干し芋はヘルシーで甘く、小腹が空いたときのおやつにもピッタリ。
しかしスーパーや専門店で買おうとすると、意外と値段が高く感じることはありませんか?
そこでおすすめなのが、自家製干し芋。必要な道具やポイントを押さえれば、初心者でも手軽に作れて、しかも市販品よりたっぷり楽しめるのが魅力です。


干しかご選び:私が買った「アサヒ興洋 干しかご 3段 ブルー L」

商品の特徴

  • 3段タイプで、1回にたくさんの芋を干せる。
  • 折りたたみ式なので、使わないときはコンパクトに収納可能。
  • メッシュが細かく、虫やホコリの侵入を防ぎやすい。
  • 干し芋だけでなく、野菜や梅干し、キノコなど幅広い食材の乾燥に使えます。

リンク(参考)
アサヒ興洋 干しかご 3段 ブルー L

私自身、以前は100均のシンプルなネットを使っていましたが、この干しかごに替えてからは「一度にたくさん干せる」ことが大きなメリットだと感じています。


使用したサツマイモの品種:紅はるか&なると金時

紅はるか

  • 干し芋の定番とも言える人気品種。
  • 甘みが強く、ねっとりした食感が特徴。
  • 私の場合:5日間まったく裏返さず“放置”しても、見事にしっとり&甘い干し芋に仕上がりました。

なると金時

  • さっぱりとした甘みで、焼き芋にすると美味しい印象。
  • 私の場合:3日目にはかなり硬くなり、5日放置すると「芋けんぴ」に近い硬さに…。噛みごたえが好きな方には良いですが、しっとり派には少しパサつくかもしれません。

ポイント:同じ干しかご・同じ乾燥日数でも、品種によって食感や仕上がりが大きく異なります。<br> 「しっとり甘い派」なら紅はるか、「歯ごたえが欲しい派」ならなると金時を試してみてください。


干し芋づくりに必要なもの

  1. サツマイモ(紅はるか・なると金時などお好み)
  2. 炊飯器(玄米モード推奨)または蒸し器
  3. 干しかご(アサヒ興洋 干しかご 3段 など)
  4. 包丁・まな板・キッチンペーパーや水切りケース

干し芋づくりの基本手順

STEP 1:サツマイモを洗い、カット

  • 泥をしっかり落とす。
  • 大きい芋は半分や4等分に切ると火が通りやすい。

STEP 2:サツマイモを蒸す

  • 炊飯器の玄米モード、または蒸し器などでしっかり火を通す
  • 串がスッと通るくらい柔らかくすればOK。
  • 裏ワザ:焼き芋を安く手に入れた場合は、そのまま使えば蒸す手間を省けて時短&節約に◎。

STEP 3:皮をむいてスライス

  • やけどに注意しながら皮をむく。
  • 5〜10mm程度の厚さにスライスすると、干し時間としっとり感のバランスが取りやすい。
  • 厚めに切るほど“しっとり感”が残り、薄めだと“乾燥が早く歯ごたえ”が出やすい。

STEP 4:干しかごに並べる

  1. 蒸しあがった芋の表面を水切りケースやキッチンペーパーで軽く拭き、余分な水分を取る。
  2. 干しかご(3段あるので段ごとにスペースを空けると◎)に重ならないよう並べる。
  3. 風通しの良い場所に吊るし、虫やホコリを防ぎながら2〜5日間干す。

STEP 5:裏返す?放置する?

  • 紅はるか:5日間放置しても、十分に乾燥&甘みが引き立って美味しく仕上がりました。
  • なると金時:3日目で硬くなるので、裏返してあげると多少ムラが改善されるかも。
  • 一般的には、途中で裏返すと空気がよく回り、均一に乾燥しやすいとされています。が、必ずしも毎回裏返す必要はなく、お好みでOK。

5日間干した紅はるかの仕上がりレポート

  • しっとり感:指で押すと軽く弾力を感じる。
  • 甘み:凝縮感があり、ひと口食べるとねっとり甘い。
  • 香り:ほんのり焼き芋っぽい香ばしさも残る。
  • カビ問題:5日間放置してもカビは発生せず。表面に白い繊維や糖の結晶が見えることもありますが、これは正常な状態です(カビ特有の臭いがなければ大丈夫)。

注意:地域や気温・湿度により状況は変わります。雨や湿気が多いときはカビが出やすいので、天候を見て干し日数を調整してください。


なると金時は3〜5日で硬め仕上げに

  • 3日干し:やや硬め。歯切れが良く、パクパク食べやすい。
  • 5日干し:かなり歯ごたえが増し、“芋けんぴ”のような硬さに。
  • 対策:途中で裏返したり、干す日数を短め(2〜3日)にして柔らかさを残す方法もある。

ポイント:なると金時でしっとり感を期待するなら、厚めにスライス&干す日数を短くするなど、工夫が必要かもしれません。


よくある疑問Q&A

Q1. 干している途中で表面に白いものが…カビ?

  • カビの場合は黒や緑の変色、独特のカビ臭があるのですぐわかります。
  • ただ、サツマイモの糖が結晶化したり、繊維が浮き出て白っぽく見えるケースも多いです。特に紅はるかは糖度が高いので、粉を吹いたようになることもしばしば。

Q2. 干すときに直射日光は避けるべき?

  • 直射日光が当たると干しかご内が高温になりすぎる場合も。私は半日陰や風通しの良いベランダで干すことが多いです。
  • 逆に、しっかり日光に当てると短期間で干せるメリットも。気温や湿度、好みの仕上がりに合わせて調整してみてください。

Q3. 残った干し芋の保存方法は?

  • 水分がしっかり抜けたら、チャック付きの袋か密閉容器に入れて冷蔵庫へ。
  • 1週間以上保存する場合は冷凍保存がおすすめ。食べるときに軽くレンジやトースターで温めると、柔らかさが戻ります。

コスパ比較と魅力

  • 干しかご(アサヒ興洋 3段):約1,000円〜1,500円程度
    → 繰り返し使えるので、長期的には十分元が取れます。
  • サツマイモ(紅はるかやなると金時):1kgあたり300〜500円前後
    → 自宅で干すと、スーパーの干し芋(100g 200円以上)を買うより圧倒的に安くて量も多い。
  • 焼き芋を再利用すればさらに時短&節約
    値引き品なら1本100円程度で手に入ることもあり、蒸す工程をカットできます。

まとめ:自分好みの干し芋を作ろう

  • しっとり甘党なら:紅はるかを厚めにカットして4〜5日干すのがベスト。裏返しはお好みでOK。
  • 歯ごたえ派なら:なると金時を3日以上干すと硬めの仕上がりに。途中で裏返して好みの硬さを調整してみてください。
  • **干しかご(3段タイプ)**は一度に大量の芋を干せて便利。折りたたみ式なので収納や持ち運びも簡単です。

干し芋は、市販品を買うよりも、好きな品種を好きなだけ干せるのが最大のメリット。多少手間と時間はかかりますが、自分で干すと愛着もわき、何よりできたときの達成感と美味しさは格別です。


おわりに:もっと自由にアレンジを楽しんで!

5日放置でも十分美味しくなる紅はるか、歯ごたえが増すなると金時。
食感や甘みを調整できるのは、自作ならではの楽しさ。さらに粉を振ってベタつきを抑えたり、スモーク機能で軽く燻製にしてみるなど、アレンジも自由自在です。

ポイント

  • 雨が続く時期はカビリスクが高いので注意。
  • 保存は冷蔵か冷凍が安心。
  • 干しかごはしっかりメッシュが細かいものを選ぶと虫対策も万全。

ぜひあなたも干しかごを用意して、好みの芋でオリジナル干し芋作りにチャレンジしてみてください。スーパーで買うよりリーズナブルで、甘くて美味しい自家製干し芋が楽しめますよ!


免責事項:本記事は筆者の体験に基づく情報提供です。保管状態や衛生管理には十分気を配り、明らかな変色・異臭・カビがある場合は廃棄してください。食品に関する最終的なご判断は読者様の自己責任でお願いします。

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